この仕事に哲学込めて

一瞬の積み重ねが人生を作る

3年振りに咲いた庭のハナミズキ。
新緑が日ごとに深まる季節。
息子の卒業の記念樹がいつしか我が家のシンボルツリーに。

季節が巡るのは当たり前で
そこにあるものもずっとあると思ってしまう。

こうしてブログを綴ることも
そう、当たり前でなく、
健康に仕事を続けられているからこそ。

そんな一瞬一瞬が連なり、重なり
自分で仕事を始めて16年。
そして17年目に入る。

キャリア、この人生

「キャリア」は本来、私たちが生まれてからこれまでの
人生そのものを指す。
過ごしてきた子ども時代、こだわりを持ち続けた学生時代もあるだろう。
譲れなかった進学の想い、時代に翻弄された就職活動。
環境に左右されること、自分の努力にも関わらず報われない時。
結婚によって舵取りの変化が起こる。
親の病気や介で転居や働く時間の変更を
余儀なくされることもあるかもしれない。

その時々で
おそらく私たちは最善を決断をする。
自分の責任で決めた事を
その自分をリスペクトして。

キャリア・トランジション

プライベート・ファイナンシャルプランナーとして
ファイナンシャルアドバイザーとして
転機の方の相談を受けることは多く

将来の見通しを立てる。
漠然とした不安をなくす。
前向きに生きてゆく。

そのために
お金のこと、働くことに向き合うことになる。

まさに
広義でいう「キャリア・トランジション」
人生の転機こそ、焦らず時間を掛けたい。

why
なぜ働くのか。
なぜそれを選ぶのか。

それにより
自分の価値観を再確認できる。
これからの人生を自分の責任でリスタートできる。
自分を高めることができる。

光が差し込む

人生に光が差し込むのも
自分の選択。

ピンチをどう受けて、どんな乗り越え方をするのか。
意志を持って、向かう時。
道が拓ける。
そんな人たちを、私は見てきた。
だから、どんな人生も愛おしい。

私自身。
50代で経験した親の病気や介護。
生きることを、老いることを、
見せてくれた、教えてくれた。

振り返ると
両親の生き方や考え方。
何を持ってもその偉大さを、今、改めて想う。

確かに訪れる自分のゴールに向かって
大切なものを大切に
生きてゆきたい。
私自身も転機なのかもしれない。

株式会社スプラウト 代表 細田 浩世